目次
はじめに
みなさん、こんにちは。
2020年の年もあけて、年明け早々TOEICを受ける予定のはるとです。
今回はTOEICまで残り2週間でスコアを少しでも上げる方法を紹介したいと思います。
今回の記事は
- 初めてTOEICを受けるがどうしたらいいかわからない
- TOEICまで残り2週間しかないが、どうしてもスコアを上げたい。
そんな人に向けて記事を書いていきます。
2週間で英語力は劇的に上がらない?
もちろん、その通りです。
しかし、TOEICは資格試験です。
そのため、テクニックを使えば50点から100点は上げることは可能です。
今回の記事がTOEICを初めて受ける方や少しでもTOEICの点数を上げたい方の参考になれば幸いです。
注意点 今回の記事はTOEIC500点前後の方に向けて書いています。
既にTOEICで800点以上取っている方にはあまり効果がないと思いますので、ご注意ください。
2週間前にやる 3つのこと
TOEICまで残り2週間ということで、やることは次の3つに絞りました。
- 「TOEIC(R) L&Rテスト 直前の技術」 を一通り解く。
-
「公式TOEIC Listening & Reading 問題集」を1セット解く。
- 時間配分を決める。
1つずつ説明していきます。
「TOEIC(R) L&Rテスト 直前の技術」 を一通り解く。
言わずとしれた、TOEIC対策本です。
この本の著者、ロバート・ヒルキ氏は、TOEIC 対策講座プロです。
この本はTOEICで受ける上でのテクニックに重点を置いています。
そのため、普通のTOEIC対策本とは違ったアプローチをしています。
例えば、よく紹介されるのが、パート2のリスニング問題では「キーワードを避ける」というテクニックです。
パート2では1つの質問文に対して、3つの応答が流され、どれが正しいか選ぶ問題です。
この「キーワードを避ける」というテクニックは質問文で流れた単語を聞き取り、その単語が含まれている応答は答えから外すというものです。
なぜ、そんなことをするのか。
理由はリスニングが苦手な人は質問文で聞き取れた単語が、応答で出てくると選びやすい傾向があるからです。
問題の作成者からすると、一つの単語を聞き取れただけで、応答が正解になってしまうと困るので、基本的にこういった問題は不正解になります。
極端な話、質問文の意味がわからなくても、質問文で聞き取れた単語や音が似ている単語が含まれている応答を外していけば、正答率は上がってきます。
私がTOEICを受け始めたのは10年以上前ですが、今も昔もこのテクニックは有効です。
もちろん、テクニックなので、絶対万能というわけではありません。
しかし、TOEIC初心者の方やリスニングを苦手な方でTOEICの点数を上げたいのであれば、有効なテクニックであることは間違いありません。
この本にはこういったテクニックを全パートで紹介しています。
本の構成はテクニックだけの部分であれば、11日で終わる構成になっています。
そのため、2週間あれば十分終わります。
最後に完全模擬試験がついていますが、時間に余裕がなさそうであれば、次に紹介するTOEICの公式問題集に解く時間にあてたほうがいいです。
「公式TOEIC Listening & Reading 問題集」を1セット解く。
「TOEIC(R) L&Rテスト 直前の技術」 を一通り解きおえて、テクニックを身につけたら、「公式TOEIC Listening & Reading 問題集」を1セット分解きましょう。
現在「公式TOEIC Listening & Reading 問題集」は1から5まで出ています。
直前対策でおすすめなのは最新版の5になります。
理由は最新版が一番最近の傾向に近いからです。
TOEIC公式問題集についてはこちらの記事で詳しく書いています。
1セット分解き終えるとTOEICがどんな試験かが掴めると思います。
そして、多くの人がリーディングで時間が足りないことに気づくと思います。
そのため、最後にやるのが次の時間配分を決めることです。
時間配分を決める。
TOEICにおいて、テクニックと同じくらい大事になってくるのが、時間配分を決めることです。
ここがうまくいかないといくらテクニックが決まっても、点数が伸びません。
時間配分はTOEIC本番前に確実に頭の中にいれておきましょう。
TOEICのリスニングは強制的に45分間が過ぎるので、時間配分はリーディングに必要になります。
現在、私はTOEICで825点を取得しており、調子がいいときはリーディングの最後まで問題が解き終わります。
そんな私のリーディングの時間配分は下記のとおりです。
パート5 101~130 10分前後
パート6 131~146 10分前後
パート7 シングルパッセージ 147~175 25分前後
パート7 マルチパッセージ 176~200 30分前後
合計 100問 75分
私が全問解き終わる時間配分はこんな感じです。
リスニングが終わる時間が大体13時45分なので、
14時5分までにパート5とパート6が解き終わるのが理想です。
次に14時30分までにパート7のシングルパッセージを147から175問を解き終えるようにします。
最後に14時30分からは15時まではパート7のマルチパッセージを176から200問まで解きます。
感覚としてはパート5,6を第一段階。
パート7のシングルパッセージを第二段階。
パート7のマルチパッセージを第三段階。
こんな感覚で解いていっています。
もちろん、毎回時間通りにはいきませんが、もし時間がオーバーしたとしても5分までにして残りは捨てていきます。
(マークシートにはもちろんマークします。)
TOEIC初心者の方はこの時間配分が難しいと思います。
私が10年以上前にTOEICを受けていたときもそうだったので、気持ちはわかります。
しかし、パート5、パート6のわからない問題でつまずいて、パート7の解き終わらないのであれば、時間配分を守って解くことが大切です。
特にパート5、パート6の問題は考えても、文法や語彙力がなければいくら時間を費やしたところでわかりません。
なので、そういったわからない問題は潔く捨ててしまい、パート7にかける時間を増やした方がいいです。
長文は苦手意識を持っている人が多いですが、パート5やパート6と違い、パート7は問題文の中に答えが入っています。
TOEICの長文の中にはやさしい問題も含まれていますので、長文が苦手な方はそういったやさしい問題を確実に解いていくようにした方が、結果的にスコアアップにつながります。
少しでも時間を短縮するために
先ほども書いた通り、TOEICは時間との戦いです。
少しでも時間を短縮するために私が前回のTOEICで使ったグッズを紹介したいと思います。
それがこちらです。
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コクヨ シャープペン マークシート 最適セット 1.3mm PS-SMP101D
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コクヨ シャープペン 鉛筆シャープ TypeS 1.3mm 青
普通のシャープペンよりも芯が1.3mmで太いため、マークシートが塗りつぶしやすいです。
私が200問塗りつぶすのに実際に使ってみたところ、普段使っている0.5mmのものに比べて、1分程塗りつぶす時間が短縮できました。
たった1分?
と思われるかもしれませんが、TOEICで1分あれば、文法問題であれば3問解くことが可能です。
たった1分、されど1分です。
しかも、シャープペンなので費用も安いです。
Amazonで300円から600円ほどです。
これで時間を短縮できて、スコアが上がる可能性があるならコスパは十分に高いと思います。
少しでもTOEICで時間に余裕を持ちたい方は試してみることをおすすめします。
参考までに私が購入したシャープペンを貼っておきます。
「コクヨ シャープペン マークシート 最適セット 1.3mm PS-SMP101D」は1.3mmのHBなので、TOEICにそのまま使えます。
「コクヨ シャープペン 鉛筆シャープ TypeS 1.3mm 青 本体+替芯+替消しゴムセット」は1.3mmですが、本体付属の芯が2Bになるため、TOEICにはそのまま使えません。
私は「コクヨ シャープペン 鉛筆シャープ TypeS 1.3mm 青 本体」のみをお店で購入しましたが、ネットで購入する場合は「替芯と替消しゴム」をセットで購入した方がお得です。
芯は2Bになってしまいますが…
私は2つ購入して、「コクヨ シャープペン マークシート 最適セット 1.3mm PS-SMP101D」に付属しているHBの芯をTOEICに使用しました。
書き心地は好みにはなりますが、「コクヨ シャープペン 鉛筆シャープ TypeS 1.3mm 青」方が私は書きやすかったです。
最後に
2週間前からのTOEIC対策を紹介してきましたが、どうだったでしょうか?
TOEICは資格試験である以上、テクニックは存在します。
そして、テクニックを使えば一時的ですが、TOEICのスコアを上げることが可能です。
私は10年以上前に今回紹介した「TOEIC(R) L&Rテスト 直前の技術」を使うことでTOEICのスコアを50点から100点ほど上げることに成功しました。
ただし、忘れてはいけないのは今回紹介したものはあくまでTOEIC向けのテクニックです。
あなたの本当の英語力が上がったわけではないということに注意しましょう。
今回、これはテクニックであり、実際に英語力が上がるわけではないので、紹介するのかどうか少し迷いました。
でも、TOEICでスコアが上がることは嬉しいものです。
そして、それによりさらに英語学習が継続するのではないかと思い、この記事を書きました。
今回紹介した方法が、これからTOEICに挑戦する人やTOEICのスコアを少しでも上げたい人の参考になったら幸いです。
TOEICをテクニックではなく、確実な英語力をつけながらスコアを上げたい場合はスタディサプリ TOEICがおすすめです。
スタディサプリ TOEICについてはこちらの記事に書いています。
それではまた。